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【新IDアナライザー 伊勢孝夫】今季最下位に沈んだ阪神が今オフ、宿敵・巨人に負けじと戦力補強を成功させている。メジャーからピアース・ジョンソン投手(27=ジャイアンツ)、オリックスからFA入団した西勇輝投手(27)に続いて、今季13勝をマークした前中日のオネルキ・ガルシア投手(29)まで獲得。矢野新体制が発足し、チーム再建に向けた意気込みを感じさせる。本紙評論家の伊勢孝夫氏は来季の虎をどう見ているのか。

 バツの悪い話だが、私は今年の順位予想で阪神を優勝に挙げた。もともとは投手力のあるチームだし、藤浪が無事に復活し、その上で、打線でロサリオが打てばいけると踏んだが、結果はご承知の通り。どちらも誤算で一気に最下位に転落。評論家として格好悪かったものだが、では来年は?というと悲観する理由はない。初陣の矢野監督だが、私は間違いなくAクラス確実と見ている。

 今季、金本前監督で最下位になったといっても投手陣はリーグ2位の防御率(4・03)で見劣りしない。ここに西、左腕のガルシアが加わるのだから大きい。中日打線をバックに2桁白星を挙げたガルシアは本物だし、西もオリックスで10勝なら、確実に打力が落ちるセ・リーグでは13勝はいける。この2人が加入しての相乗効果で、さすがの藤浪も奮起するだろうし、小野、才木ら若手の活躍も目立ってきたことを考えれば、投手力はかなり期待できる。

 問題は打線で打率2割7分でもいいから30発打てる助っ人が…となるが、私はもう広い甲子園で、それだけの人物が入ってくるとも思わないし、実際難しいと思っている。目下、阪神は大砲候補の助っ人の獲得を目指しているようだが、私はそんなことよりも来年、矢野監督が「守りの野球」を徹底し、それができれば勝てると考えている。

 捕手出身で、打力優先的だった前任者と違い、来季はきめ細かい野球をやろうと思っているはず。3点取られるところを何とか2点以内に抑えられれば、という野球観でくると思う。現役時代に2度優勝を経験したことも頼りになる。

 私がヤクルト時代に仕えた野村監督もそうだったが、やはり捕手出身の監督は見るところが違う。打線の援護は当てにしない分、守りの重大性に、これでもかと注意を払う。私は矢野監督が、それをやろうとしていると思っている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181220-00000033-tospoweb-base

 




【この記事への反応】

・金本が育てた北條、大山、梅野、糸原が来期は中心選手になる。代打の切り札に原口、伊藤、上本、鳥谷。選手層が厚くなった。秋山の不調の原因は膝。その不安が今解消した。藤波、秋山も来期は復活する。そこにメッセ、西、ガルシア、小野、才木などが加わる。中継ぎ陣も能見、球児、ドリスを中心に望月なども若手も台頭してきた。経験を積んで一皮むけるには3年はかかる。来期は阪神が超変革を初めて4年目。大ブレークする若手がそろそろ出てくる。優勝候補だと思う。矢野監督は当たりくじを引いた。むしろBクラスになる要素がない。巨人と広島と優勝争いする。

・西とガルシアの今年の勝ち星をそのまま勘定に入れるのは少し安直だと感じるが、これまで以上に投手層が厚みを増した事は間違いないと思う。
来年もある程度の貧打は覚悟しなければならないだろうが、今年のようなエラーによる不用意な失点がかなり減ってくれば間違いなくAクラス入りも見えてくるだろうと期待しています。

・大砲候補の獲得が難しいのならば、繋ぐ野球に特化するしかない。
とはいえ、今の戦力でそのような打線を組むのは難しいから、1点を守りきるチーム作りをするしかないのかな。
矢野監督には期待しています。

・守り勝つ野球は大事。
相手ピッチャーが調子が良く点を取るのが難しい状況のとき、いかにミスをなくして無駄な失点をなくすか。
少ない点からでも守備で勝ち切れる野球が見たいので矢野監督の手腕に期待してます!

・上位狙うには、やっぱり守備鍛えてほしい。投手力はあるので広い甲子園ならそこからかな。
神宮とかハマスタなら打ち勝てる試合もあったのでまずは本拠地・甲子園に勝てる野球を目指してほしい。