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 第102回全国高校野球選手権大会の中止決定を受け、阪神・福留孝介外野手(43)が20日、甲子園での午後の野手組の練習に参加後、球団広報を通じてコメントを発表。PL学園高時代に聖地を沸かせた球界最年長の大ベテランは「簡単に言葉は出てこない」と絶句した。

 夢を奪われ、失意に暮れる気持ちが痛いほどよく分かる。だからこそ、福留は球児たちにかける言葉が見つからなかった。

 「プレーをする選手たちはもちろん、選手を支えてきた家族の方々を含めて、みんなが甲子園の舞台を目指してやってきたと思う。そういった、たくさんの方々の思いを考えると、中止になったという事実に対して簡単に言葉は出てこないです」

 名門PL学園高の主軸として、1年生の夏からチームを引っ張った。春2度。そして夏は3年時の1995年に出場し、聖地を揺るがす大きなインパクトを残した。

 1回戦の北海道工高戦(南北海道)。右翼への特大の2打席連続本塁打を含む、3打数3安打6打点と大暴れ。準々決勝で智弁学園高(奈良)に惜敗(6-8)し、全国制覇の夢こそかなわなかったが、高校ナンバーワン野手の称号を揺るぎないものとした。

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【この記事への反応】

・同い年だからなおさら分かる。
この学年も3年生になる直前で阪神大震災に見舞われて、直前まで開催が危ぶまれた。
PLを含め出場校全校が鳴り物の応援もなく、スタンドもまだ閑散とする中、現地で見た銚子商戦のバックスクリーン弾丸ライナーは今でも鮮烈に覚えている。
あの打った後の美しいフォロースルーは25年経った今でも当時のまま。
まだ現役でいてくれてるのが誇り。

・>この学年も3年生になる直前で阪神大震災に見舞われて、直前まで開催が危ぶまれた。
PLを含め出場校全校が鳴り物の応援もなく、スタンドもまだ閑散とする中
そうだったねぇ・・・
いろんな意味で異様な雰囲気の中で開催された甲子園だった
この大会、福留と並んで目玉であった今治西の藤井が同郷ってこともあり気になって見てたな
四国大会で一大センセーション巻き起こした投球内容とは程遠い出来ではあったが最少失点で勝ち進み、準々決勝の勝利目前まで行ったがそのマウンド上で肘をぶっ壊したのは衝撃だった
その試合はなんとか勝ったものの、史上初のドクターストップ選手となり、準決勝の銚子商戦では投げないまま敗戦
結果、その大会で優勝したのは四国大会で藤井が完封し完勝した観音寺中央
あの怪我が無かったら、ベスト4コレクターである今治西の初決勝進出・初優勝となったかもしれない。

・高校卒業でそのまま近鉄入ってたらの成績も気になる、とにかく当時から凄い打者だったからなぁ、今も現役で活躍してるから嬉しい限り。

・私の母校が予選で福留選手を見ましたがスイングからあらゆるプレーに至るまで次元が違いました。今でもプレーしてる姿。
体力的な部分は落ちても培った技術はピカイチと思います。

・その場でクルッと回る感じのスイングでしたね。あれだけ強振しながらも球をきちんと捉えてていたのは凄い。

・甲子園のない夏なんて思いも寄らない
特に3年生はかわいそう
ただただコロナが憎い
こんな世の中誰がしたんだ?って怒りのやり場もない気分
この福留選手の柔らかくて力強いスイング
写真だけどあの頃の凄さが蘇る
今はそれが唯一の救い

・福留といったら95年夏、満塁ホームランを含む2打席連続彈。見事でした。あれからもう25年か。

・甲子園を目指す子を持つ家族の事まで気遣ってくれて嬉しいです。



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    コメント

    1. 1 名無しの猛虎魂さん 2020年05月21日 19:28 id:TWnKHz.z0
      近鉄でショートやってたら、今は無いよな。外野は天職だったし、寿命も伸びた。運命なんて分からんなと思うわ。
    2. 2 名無しの猛虎魂さん 2020年05月21日 19:59 id:XrgrRGPp0
      福留のライバルの澤井はさっぱりだったな
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