1: 風吹けば名無し 2020/10/31(土) 06:33:47.76 ID:CAP_USER9
「ボーイズリーグ」の愛称で知られる日本少年野球連盟は、大阪に本拠地がある中学以下の硬式野球の全国組織だ。1970年に大阪で結成された。
日本の少年野球は大正期に発明された軟式ボール(軟球)によって急速に普及した。戦後の野球ブームを牽引したのは軟球だったと言ってよい。
中学硬式野球は軟式野球の競技人口が減少する中で、相対的な存在感を増してきた。結果的には、中学レベルの野球競技人口減少を食い止める役割を果たしてきた。
しかしながら、ここへきてボーイズリーグもじりじりと競技人口が減少しはじめた。とりわけ小学生の減少が激しい。全国で小学生チームの廃止、休止が相次ぎ、大会が成り立たなくなっている支部が出てきている。
7年前の2013年と比較して、2019年は中学生は4.8%の減少だが、小学生は31%も減少している。中には支部が維持できなくなっている地域もある。
コロナ禍はボーイズリーグにも深刻な影響をもたらした。4月7日に緊急事態宣言を発出してからは、すべての活動が停止となる。解除後には徐々に活動を再開したが、感染症対策を施す中での試合や練習であり、限定的だ。
こうした状況下、ボーイズリーグは4月に藤田英輝会長が退任し、中谷恭典専務理事が会長に就任した。
「うちの息子が藤井寺ボーイズというチームにお世話になったことがきっかけで関わりができました。ボーイズは親御さんがチームや支部、連盟のお手伝いをしてくださることでやってきましたが、子どもさんが卒団すると親御さんも辞められることが多いんです。
私の場合、息子が入ったボーイズのチームで監督がいなくなって草野球並みの運営になったので、これではいけないと監督代行を引き受けたのがきっかけです。もう20年くらい前ですが。
チームの代表になって私は不思議な組織だなと思いました。親たちには何の利害関係もないんです。ただ子どもがお世話になっているというだけで、組織運営をしている。それはいいことではあるけども、組織としては一番軟弱な部分でもある。アスリートを育てる方がいて、きっちりコーチングできないといけない。親御さんの善意に頼る組織は難しくなるだろうと思いました。
問題はチームの卒団生がなかなかチームに帰ってこなくなっていること。かつては大学、社会人、プロに進んだOBがボーイズに戻って指導をすることで伝統や強みが継承されたのですが、今はそれが薄れている。終身雇用が薄れて大人たちがあちこちへ移動するようになったことや、経済的なゆとりがなくなったことも大きいのではないでしょうか」
中谷会長は「野球」そのものの存在意義にも危惧を抱いている。
「少子高齢化で野球の競技人口は減っていますが、それだけではなく野球の“価値”も下がっています。ある甲子園強豪高校の経営者は“これからは勉強や芸術などいろいろな価値を高めて学校全体のステイタスを高めないと”と言いました。“甲子園に行けば生徒が集まる”という簡単な時代ではなくなっているのでしょう。だから私学の有名校でも野球に力を入れなくなる可能性がある。
大阪はこれだけ野球が強いのに、野球の競技人口が減ってグラウンドがなくなっています。先日、大阪府知事さんにお目にかかったときに“グラウンド整備に予算を”とお願いしました。足元の大阪でも危機的な状況なんです」
ボーイズリーグは、プロ野球への選手輩出で、圧倒的な実績を誇ってきた。それだけに「行きすぎた勝利至上主義」や「健康の軽視」など、日本野球の問題点とされる部分も色濃く持っているチームが多かった。
しかし一方で、大きな組織だけに多様なチームがある。「子どもを野球好きにする」「高校以降で活躍できる選手を育成する」ことを目的に、子ども本位の指導で注目される堺ビッグボーイズや、「野球遊び」を取り入れて小学生の加入者を増やしている前橋中央ボーイズなど、ボーイズリーグの中でもユニークな活動で選手数を増やしているチームもある。
筆者の印象では、少年硬式野球は「淘汰の時代」に入ったのではないかと思う。中谷会長も、それを否定しない。
「新型コロナで、野球をめぐる環境はさらに厳しくなるでしょう。今後は“これまでやってきたこと”を続けるだけではなく、はっきりとした方針をもって、チームを組織としてしっかり運営できるところが、生き残っていくのだと思います。私もボーイズリーグの未来に向けて、みなさんと一緒に考えていきたいと思います」
長文のため一部抜粋
東洋経済 2020.10.31 https://toyokeizai.net/articles/-/385378
日本の少年野球は大正期に発明された軟式ボール(軟球)によって急速に普及した。戦後の野球ブームを牽引したのは軟球だったと言ってよい。
中学硬式野球は軟式野球の競技人口が減少する中で、相対的な存在感を増してきた。結果的には、中学レベルの野球競技人口減少を食い止める役割を果たしてきた。
しかしながら、ここへきてボーイズリーグもじりじりと競技人口が減少しはじめた。とりわけ小学生の減少が激しい。全国で小学生チームの廃止、休止が相次ぎ、大会が成り立たなくなっている支部が出てきている。
7年前の2013年と比較して、2019年は中学生は4.8%の減少だが、小学生は31%も減少している。中には支部が維持できなくなっている地域もある。
コロナ禍はボーイズリーグにも深刻な影響をもたらした。4月7日に緊急事態宣言を発出してからは、すべての活動が停止となる。解除後には徐々に活動を再開したが、感染症対策を施す中での試合や練習であり、限定的だ。
こうした状況下、ボーイズリーグは4月に藤田英輝会長が退任し、中谷恭典専務理事が会長に就任した。
「うちの息子が藤井寺ボーイズというチームにお世話になったことがきっかけで関わりができました。ボーイズは親御さんがチームや支部、連盟のお手伝いをしてくださることでやってきましたが、子どもさんが卒団すると親御さんも辞められることが多いんです。
私の場合、息子が入ったボーイズのチームで監督がいなくなって草野球並みの運営になったので、これではいけないと監督代行を引き受けたのがきっかけです。もう20年くらい前ですが。
チームの代表になって私は不思議な組織だなと思いました。親たちには何の利害関係もないんです。ただ子どもがお世話になっているというだけで、組織運営をしている。それはいいことではあるけども、組織としては一番軟弱な部分でもある。アスリートを育てる方がいて、きっちりコーチングできないといけない。親御さんの善意に頼る組織は難しくなるだろうと思いました。
問題はチームの卒団生がなかなかチームに帰ってこなくなっていること。かつては大学、社会人、プロに進んだOBがボーイズに戻って指導をすることで伝統や強みが継承されたのですが、今はそれが薄れている。終身雇用が薄れて大人たちがあちこちへ移動するようになったことや、経済的なゆとりがなくなったことも大きいのではないでしょうか」
中谷会長は「野球」そのものの存在意義にも危惧を抱いている。
「少子高齢化で野球の競技人口は減っていますが、それだけではなく野球の“価値”も下がっています。ある甲子園強豪高校の経営者は“これからは勉強や芸術などいろいろな価値を高めて学校全体のステイタスを高めないと”と言いました。“甲子園に行けば生徒が集まる”という簡単な時代ではなくなっているのでしょう。だから私学の有名校でも野球に力を入れなくなる可能性がある。
大阪はこれだけ野球が強いのに、野球の競技人口が減ってグラウンドがなくなっています。先日、大阪府知事さんにお目にかかったときに“グラウンド整備に予算を”とお願いしました。足元の大阪でも危機的な状況なんです」
ボーイズリーグは、プロ野球への選手輩出で、圧倒的な実績を誇ってきた。それだけに「行きすぎた勝利至上主義」や「健康の軽視」など、日本野球の問題点とされる部分も色濃く持っているチームが多かった。
しかし一方で、大きな組織だけに多様なチームがある。「子どもを野球好きにする」「高校以降で活躍できる選手を育成する」ことを目的に、子ども本位の指導で注目される堺ビッグボーイズや、「野球遊び」を取り入れて小学生の加入者を増やしている前橋中央ボーイズなど、ボーイズリーグの中でもユニークな活動で選手数を増やしているチームもある。
筆者の印象では、少年硬式野球は「淘汰の時代」に入ったのではないかと思う。中谷会長も、それを否定しない。
「新型コロナで、野球をめぐる環境はさらに厳しくなるでしょう。今後は“これまでやってきたこと”を続けるだけではなく、はっきりとした方針をもって、チームを組織としてしっかり運営できるところが、生き残っていくのだと思います。私もボーイズリーグの未来に向けて、みなさんと一緒に考えていきたいと思います」
長文のため一部抜粋
東洋経済 2020.10.31 https://toyokeizai.net/articles/-/385378
2: 風吹けば名無し 2020/10/31(土) 06:38:53.35 ID:exYmX3fY0
7年前の2013年と比較して、2019年は中学生は4.8%の減少だが、小学生は31%も減少している。中には支部が維持できなくなっている地域もある。
31ぱぁも!?
31ぱぁも!?
9: 風吹けば名無し 2020/10/31(土) 06:55:42.14 ID:Z3P4ZQdA0
>「少子高齢化で野球の競技人口は減っていますが、それだけではなく野球の“価値”も下がっています。ある甲子園強豪高校の経営者は“これからは勉強や芸術などいろいろな価値を高めて学校全体のステイタスを高めないと”と言いました。“甲子園に行けば生徒が集まる”という簡単な時代ではなくなっているのでしょう。だから私学の有名校でも野球に力を入れなくなる可能性がある。
これから学校自体の数も減っていくからな
野球だけで人を集めようとする私学は淘汰されていくでしょ
これから学校自体の数も減っていくからな
野球だけで人を集めようとする私学は淘汰されていくでしょ
12: 風吹けば名無し 2020/10/31(土) 07:07:46.29 ID:RkRtbjL40
少数精鋭でますます野球のレベルが上がるな
良かった
良かった
18: 風吹けば名無し 2020/10/31(土) 07:36:24.60 ID:LKA4Gv2w0
>>12
本格的に影響が出てくるのはこれからなのに
年々選手は小型化してるんだよな。
いくら競技人口が減っても、トップ所は野球に残るなんていうのは幻想。
本格的に影響が出てくるのはこれからなのに
年々選手は小型化してるんだよな。
いくら競技人口が減っても、トップ所は野球に残るなんていうのは幻想。
15: 風吹けば名無し 2020/10/31(土) 07:14:25.31 ID:hZyVeAbx0
ヤングリーグとかリトルシニアと別れてる意味が無いんだから合併しろ
16: 風吹けば名無し 2020/10/31(土) 07:23:10.55 ID:Q6Y83u5n0
ボーイズリーグとリトルリーグなんかに別れている場合じゃないだろ
一緒になれよ
一緒になれよ
17: 風吹けば名無し 2020/10/31(土) 07:28:08.20 ID:VyqqH6y30
中学の部活軟式から甲子園→プロ野球選手が生まれる時代
You Tubeの影響なのかね?
You Tubeの影響なのかね?
20: 風吹けば名無し 2020/10/31(土) 07:37:26.40 ID:ouR55w2X0
大阪ですが31%減少とか絶対水増ししてるやろ
以前は野球少年結構いてたのに、ここニ、三年ほとんど見なくなった
野球帽被ってるのは空き缶集めてる人位やろ、それも大阪やのに何故か巨人の方が多い
以前は野球少年結構いてたのに、ここニ、三年ほとんど見なくなった
野球帽被ってるのは空き缶集めてる人位やろ、それも大阪やのに何故か巨人の方が多い
29: 風吹けば名無し 2020/10/31(土) 08:27:47.44 ID:aqA7ZD5z0
たまに見かけるけど
コーチがめっちゃ罵倒してて引くぞ
コーチがめっちゃ罵倒してて引くぞ
33: 風吹けば名無し 2020/10/31(土) 08:44:01.21 ID:701HT7r90
部活は壊滅的、野球は金がかかり過ぎる
引用元: http://2chspa.com/thread/mnewsplus/1604093627
コメント
減るのは至極真っ当でそんなに危機でもないやろ
それに加えて職業そのものの選択肢も増えてるしね
それを加味しても野球だけ急激に減ってるんだよね
あと親の負担が部活と全然違うから、よっぽどいいチームじゃないと中途半端なチームは残らないよ
習い事させる余裕がある家庭も少ないやろ
うちの地区は小学生でボーイズはほとんどいないが、中学の部活に行くガチ勢が顧問の休日問題のため激減
中学のボーイズは潤ってる
巨人独走に「面白くない」の不満続出
商魂込めて 大金で 球は飛ぶ飛ぶ ドームの風で 汚ー汚ー 邪意暗痛 八百長プレーでグランドを 汚すプレーの恥ずかしさ
邪意暗痛 (大きな声で!!) ◯ーね◯ね ◯たばれ 虚塵群♪
虚塵は金の力で他球団のエースや四番を獲って優勝を勝ち獲っても何も嬉しくない。本当に空しいもの。
何が「天皇陛下は巨人ファン」だ!全く関係ないこと。その言い方も汚いぞ!
本当に頭狂黄泉瓜虚塵群は永遠に不潔だ!早くナベツネは地獄に落ちれ!
読売巨人軍は球団分裂して、もう一方は日テレがやればいい!
そうしたことで野球界は汚れてきている。
強行進入してきている女子は病気だ!
女子は野球をやりたければ女子野球でやるべき。
男子の野球であるのにもかかわらず、 女を選手としての入部を許可したら、
その学校に対して 不祥事と同様に対外試合出場禁止にするべき!
その他、大学野球やリトルシニアや少年野球に女子を参加させるべきじゃない。
「女性は個室にしてちょうだい。
練習では女性専用のシャワー室とロッカールームが無いと嫌。」
そうやって言うのなら 女子野球でやれ!もしくは 野球やめれ! それとも精神病院に行け!
こんなの一人いるだけで邪魔 。男にとってはひたすら迷惑な存在でしかない。
野球など男子スポーツへの女の参加を認めていたら、問題につながりかねない。
賛成をしている人たちは何かあってもちゃんと責任を持てるのか?
相対的に日本が貧しくなっているし生活にかかる出費が嵩んでいるのでOBも善意だけで旧所属に指導しにいけない
そもそも道具にお金がかかるのと時間的な制約が強いので親御さんが他のスポーツをさせる