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 15年ぶりに虎の指揮を執る阪神岡田彰布監督(65)を、日刊スポーツ評論家の鳥谷敬氏(41)が直撃した。早大の後輩でもある教え子との本音だらけの“ぶっちゃけ対談”。最終回となる第6回は守備編の下だ。守備面も含めて「野球の『あわよくば』はあかんよ」と強調した虎の将。その胸の内にある本心とは-。

 -内野守備練習は秋季キャンプの時点で早くも段階を踏んでいました。

 岡田監督 あそこまでやるつもりはなかったけどな。一、三塁(での守備隊形)にしてもなあ。ずーっと中間守備やってた?

 鳥谷氏 自分はやっていました。でも絶対にいらないと思っていました。

 岡田監督 藤本とか守備コーチが一、三塁(の場面)とかでも「中間」とか「ゲッツー」とか「ホームゲッツー」とかやっとったけど。まあ2月でええかと思ってたけど、あまりに練習が進み過ぎとるから、言うたんよ。「オレは中間守備はしない」と。そんな中途半端なことを選手にやらせたらあかんよ。もう一番ええ言葉やん、「中間守備」とかなあ。オレらの(現役の)時も、よく中間とかやらされてたけど、中間でゲッツーが一番で次はホームみたいな。そんな難しいこと一瞬の判断ではできへんって、ゲームになったら。だからホーム(でアウト)かゲッツーよ。その代わり、ベンチからゲッツーの指示が出たら、この打者やったら足の速さとかいろんなことを考えてゲッツー取れるところ(守備位置)を選んで、(二遊間で)口で合図して連係して、守備位置を自分らで考えろと。それが中間守備と同じような位置になるかもしれんよ。左で足の速い打者の場合はな。そら、しょうがないやんか。この位置でないとゲッツー取れんと思ったら、その位置でええわけやから。でも、やっぱりゲッツーはゲッツーよ。「中間」は中途半端すぎるわ。野球の「あわよくば」はあかんよ。

 鳥谷氏 まあ結局「中間」と言われても、たとえば(二塁手が)平野さんとか藤本さんとかと一緒にやっていた時は、「そっちに打球が飛んだら自分は二塁ベースに入れないので、ホームに投げてください」「こっちに来たら入れるので」と自分たちでやっていました。だからまだ大丈夫でしたけど、基本的に「中間」は言葉を選ばずに言えば監督、コーチの逃げ道だと思っていました。後から「あれはホームにいけたやろ」「あれはゲッツーいけたやろ」と言えてしまうので。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6a8d3a92467b2ac3bfa95318f538f0c30670c35a



【この記事の反応】

・鳥谷さん、赤星さん、ますだおかだの増田さん、ケンワタナベ、
全部の新春対談読ませていただきました。
二遊間の変更は守備の強化、とりわけ併殺網の強度をあげるため。外野は近本以外はその時に1番強い打者を使う。捕手は梅野中心。
投打共に配置転換あるので多少の試行錯誤はあるかもしれないが、夏場までにはチームを纏めてブラッシュアップしてきそうな予感がします。
野手の助っ人が1人でも当たれば得点力もだいぶ上がりそうな。。脅威ですね。

鳥谷はさすがに鋭いなぁ。
赤星や球児と一緒に、将来は絶対タイガースのユニフォームを着てほしい。
岡田さんの話を聞いていると、今季は選手もだけど、コーチも相当レベルアップが求められますね。


・鳥谷が岡田監督に気を使って合わせてるのもあるのかもしれないけど、こうして話してるのを読む分には方向性は合ってる気がします。
一緒にユニフォームを着たら関係が駄目になるかもしれないのが難しいところですが。。

・来年の今頃は鳥谷も球児も入閣やな。

なんか鳥谷は現場に戻りたそうだね。



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