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藤川球児氏、阪神は左４投手の継投が厳しい救援事情を物語る　岩崎優にしわ寄せ「首脳陣の腕の見せ所」

先発の大竹から及川、岩貞、岩崎と左４投手のリレーになったことが、厳しい台所事情を物語っていた。
私も、左腕だけの継投パターンは記憶にない。いくらソフトバンク打線が左打者中心とはいえ、ボールの軌道が同じで目が慣れてしまう。
投手からしても、球種がほぼ一緒で配球も似かよる。イニングを追うごとに攻めるコースも限られてくる。
特に大竹とクローザーの岩崎は技巧派でタイプが近い。１点を守る９回は難しい流れだった。

２軍降格した湯浅とは正反対で、ベースの四隅を使った丁寧な投球を心がけていた。２死から中村晃に浴びた２点二塁打は責められない。
むしろ、４―１の７回に登板した及川が許した２ランが重かった。あれで、ベンチの雰囲気も変わったはずだ。
右投手を続ける場合なら、サイドスローを挟むなど目先も変えられるが、左投手だとなかなかそうはいかない。
現状では、この日の継投で間に入ってアクセントになる右投手は加治屋ぐらいだろう。
交流戦終わりの時期に救援陣の形が見えてくれば理想的だったが、現実は全く違った状態にある。
ただ、右投手にとっては台頭するチャンス。首脳陣もここからどうやって立て直していくのか、腕の見せ所だ。（藤川　球児）

正直どこの抑えも今年打たれてるな
セ・リーグではライマルだけか安定してるの